ほぼ完全な複製物を見分けるにはどうすればいいのか

このように、長い歴史の中でいくつかのバリエーションを有するエアキング。

概ね落ち着いた価格相場を築いてきましたが、一部にはレアリティが高く、プレミア価格を持つモデルも存在します。

最も代表的なものは、エアキングに限りませんがリファレンス4桁時代。最近注目が集まっており、プレミア化したモデルが顕著です。

エアキングの中では珍しい「コンビモデル」であるRef.5502や5504。そしてデイト機能を持つCal.1530を搭載したRef.5700や5701などは個体にもよりますが、100万円を超える高い値付けがされています。

また、5500と同じリファレンスとなりますが、文字盤ロゴが「Air-King」ではなく「EXPLORER」―エクスプローラー―と表記されたレアモデルも存在するようです。

スポーツロレックスの中では相場が安定傾向で、2018年には下落した時期もありました。

しかしながら、また徐々に相場を上げていっており、もしかしたらエクスプローラーIのように、お買い得感が薄まってしまう危険性もあります。

その傾向がとりわけ目立つのが現行モデルにあたるRef.116900です。

2017年～2018年に軒並みスポーツロレックスが高騰した頃も、エアキングだけは定価を割っている状況でした。

しかしながら現在は間もなく70万円に手が届こうかという上昇を見せており、今後もこの傾向は続くと見られています。

また、第三世代にあたるRef.14000Mも、2017年には20万円台後半で購入が可能でしたが、現在は40万円台の水準に達しています。

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エアキングのご購入をお考えの方は、お買い得感が薄れてしまう「今」こそがご決断の時ではないでしょうか。